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第2回 みどり市民フォーラム。第1部:トークセッション

第2回 みどり市民フォーラム。
[vcex_heading text=”第1部:トークセッション” tag=”h2″][vcex_heading text=”テーマ:介護現場について” tag=”h3″]
大泉伸美さん

大泉伸美さん

実務者研修、知的、全身性障害者ガイドヘルパーなどの資格を有し、小規模多機能、グループホーム、現在訪問介護、障害者地域活動ホームなど様々な介護の現場で活躍中。

横浜市会議員 斉藤たつや

横浜市会議員

斉藤たつや

私は、笑顔あふれるまちづくりに取り組んでいます。

1973年横浜市生まれ、46歳(2019年2月現在)、2児の父、早稲田実業学校高等部卒、早稲田大学社会科学部卒、数種の仕事を経て、平成15年横浜市会議員に当選し4期連続当選。保護司、神奈川県薬物乱用防止指導員、ラフター(笑い)ヨガ認定リーダー、パワーリフティング 全国優勝4回 世界大会出場3回 横浜市・緑区パワーリフティング協会会長、緑区ボウリング協会会長、などを務めている。この度、みどり市民フォーラムを立ち上げ、様々な立場の方々が気軽にフラットな雰囲気で、生活のことやまちづくりのことなどを話し合って、課題解決に向けてアイデアを出していく取り組みを始めている。

第2回 みどり市民フォーラム。
[vcex_heading text=”1部:介護現場から” tag=”h2″ css=”.vc_custom_1550140960091{margin-bottom: 10px !important;}”]

高齢化社会が進む現代今後ますます介護の需要は高まる傾向にある。いま、介護現場を取り巻く環境や状況について介護士歴15年のキャリアをもつ大泉伸美さんよりお話を伺った。

[vcex_heading text=”時代は訪問介護へ” tag=”h3″ css=”.vc_custom_1550140965707{margin-bottom: 10px !important;}”]

高齢化が進む現代、施設に入らず自宅で介護を希望する利用者も多く訪問介護の需要が伸びている。大泉氏も平成29年頃より1年半ほど訪問介護に携わっている。

代表の斉藤氏から、介護現場で大きな役割をもつ介護保険制度を切り口に現場での意見や実態について質問を行った。

[vcex_heading text=”介護保険制度と介護事情” tag=”h3″ css=”.vc_custom_1550307293775{margin-bottom: 10px !important;}”]

介護士の仕事は、定められた介護保険制度の基準に従い介護を遂行していく必要がある。

介護保険制度は、利用者の年金負担額の割合によりサービス内容や時間が異なり、利用者の状況に応じ介護内容で「やる事」と「やらない事」が明確化されている。

基本は「食事支度」や「掃除」、「買い出し」や「買い物同行」などの生活面と「食事の介助」と「排泄」などの身体面の2つの役割があり、利用者が生活をするために必要な範囲でのみ介護士はお手伝いを行える仕組みとなっている。

具体例としては、普段使用している部屋の掃除はしても使用してない部屋の掃除はしない。ガラスは多少汚れていても生活に支障を来さないことから基本的にガラス拭き掃除は行わないなど、生活に必要な部分のお手伝いのみとなっており、利用者に制度の説明を行っても困惑する方が多いのが実態だと大泉氏は話す。

また、ひとり暮らしの利用者がほとんどの中、週1回の介護士とのおしゃべりを楽しみにお茶菓子や旬の果物などを用意して待っている方も多いが、介護保険制度の観点から利用者からのおもてなしは受けてはならない決まりとなっている。しかし、一人で外出も出来ない利用者の気持ちを思うと介護士である前に人間味のある対応をしたいと大泉氏は話す。

第2回 みどり市民フォーラム。
[vcex_heading text=”介護士の離職と現場の声” tag=”h3″ css=”.vc_custom_1550307331126{margin-bottom: 10px !important;}”]

社会全体で高齢者を支える介護保険制度の枠組みに、利用者の精神的な負担を支えていける制度が取り入れられることを、願う介護士は少なくないと大泉氏は考える。

また、利用者の気持ちに寄り添える介護が今後さらに必要となる中、介護士の離職率が後を絶たない現実もある。離職理由には大きく3つの要因が考えられる。

1待遇、2労働面、3精神面である。

こうした要因が解消されない限り「どんなに介護の仕事が好きでも続かない」と説明する。

現在介護現場の担い手として外国人労働者が活躍しているが、言葉の問題などを不安に感じる利用者も少なくない。まずは、介護現場で働く側の労働条件を見直し介護知識において素養があり現在休養中の介護士に戻ってきてもらうことが優先であると大泉氏は語る。

[vcex_heading text=”合同会社ユーアイプロジェクト” tag=”h3″ css=”.vc_custom_1550307358077{margin-bottom: 10px !important;}”]

大泉氏は介護士の傍ら障害者施設で支援員を行っている。現在、視覚障害者同行援護の資格取得を目指している。取得できる事で、障害1級2級をもつ方の支援を行う事ができるる。視覚障害の方の多くは、外出が制限されている事からストレスも溜りやすい。

しかし、支援員不足もありすべての障害者への対応が難しいと大泉氏は話す。

そんな中、介護や障害についてお困りになられている方の支援活動を目的に昨年斉藤氏含め数名の仲間と共に合同会社ユーアイを立ち上げた。

第2回 みどり市民フォーラム。
[vcex_heading text=”一部セッションまとめ” tag=”h2″ css=”.vc_custom_1550140989026{margin-bottom: 10px !important;}”]

今後は介護士需要が高まることは確実である。早急に介護士を守る制度を設け高齢者の気持ちに歩み寄り、寄り添える制度の見直しが急がれるのではないでしょうか。

障害を抱えた方がイキイキと過ごせる社会、介護する側される側の支えるとなることを目指した合同会社ユーアイが今後福祉のインフラ機能としての役割を担うことを願う人は少なくない。

[vcex_button url=”https://midoricf.com/wp/20190126_02-2/” layout=”block” size=”large” align=”center”]2部:地域で活躍する3人の「まゆみさん」のご紹介[/vcex_button]
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開催日時

平成31年1月26日(土)

開会:15時
終了予定:17時

会場

横浜ゆうふくの郷

横浜市緑区北八朔町2030-1(JR横浜線 中山駅 タクシーで約5分)
※駐車場はございませんので公共交通機関のご利用をお願いいたします。

お問合せ

斉藤たつや事務所

〒226-0014 横浜市緑区台村町314-2F

Tel 045-935-1315

Fax 045-935-1314

Eメール saitotatsuya1973@gmail.com

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